うねり毛くせ毛でお悩みの方に4つの原因とその対策6つ
40歳を過ぎてから、髪の毛のうねりが強くなり、まとまらなくなった。この場合は、後天性のうねりにあてはまります。元々クセ毛だったが、さらに強くなり湿度の高い日などはうねりによって髪が広がってしまうなど、髪の毛の質が変わったと感じる方が増えます。
髪の毛の変化は実は加齢の影響も大きく受けますが、加齢による髪の変化は個人差が大きく、原因を知っていればそれに対処できます。「加齢で髪がうねる」というお悩みに対処できるように、原因と対策をピックアップしました。よろしければ参考にしてください。
こんなお悩みの方にオススメです
- うねりが強くなり見た目の印象が悪い
- 髪の毛が広がってまとまらない
- 広がりやすい
- ツヤがない
- パサついている
- 白髪がちぢれている
- 髪の毛の流れが揃わない
うねりの原因4つをピックアップ
うねり毛、くせ毛は原因によっては改善できるものもあれば、できないものもあります。
改善ができない場合でも、うねりやクセを抑えることは期待できるので、まずは原因を知ることが大切です、少しでも、本来の美しい髪の毛を取り戻すためにお役立てください。
① 頭皮の毛穴の歪み
後天的にくせ毛が強くなった場合の原因は、毛穴の歪みです。
お顔の毛穴の形状が、年齢とともに少しずつ変わってくることを同じと考えていただくとわかりやすいかもしれません。
加齢による顔の筋肉や頭皮の筋膜の衰えによって、毛髪を取り囲む組織層である毛包が緩み、毛穴がゆがみます。きれいな丸い毛穴からはまっすぐの髪が生えてきますが、ゆがんだ毛穴からは、クセのついた髪が生えてくるのが原因ですその結果、毛母細胞でつくられた髪の成長過程でクセやうねりが出てくるようになります。
② 髪の毛の「水分保持力」の低下
髪の毛の中には水と結びつきやすい親水性のタンパク質と、水になじみにくいタンパク質があり、加齢とともに水になじみにくいたんぱく質が増加していきます。
その結果、髪の毛の水分保持力が低下して、うねりが起きやすくなり、まとまりが悪くなっていくことが分かっています。
③ カラーリングの頻度によるダメージヘア
年齢とともに白髪の量が増えくることにより、自然にカラーリング頻度も増え薬剤によりダメージが蓄積されていきます。
特に注意が必要なのが美容院でおこなうヘアカラーではなく、市販の薬剤を用いて自分でおこなうカラーリングです。
市販のカラーリング剤の場合、色づき具合を実感しやすいように強めのカラー剤が多く販売されていることから、繰り返し使用し髪を痛めている可能性が高いです。
ダメージがひどくなると、髪のたんぱく質や水分保持力、油分のバランスが悪くなりさらにパサつく髪の毛がうねりを強めるなどの悪循環に陥ります。
④ 髪の毛を育てる頭皮環境の低下
人間の体にはたくさんの常在菌がいて、例えば腸内細菌など、人間が生きていくために欠かせない活動をしていると知っている方は多いと思います。
頭皮にも約900種類以上の菌が確認されており、頭皮環境のバランスを整えてくれています。
しかし、皮膚の加齢やストレスなどで、頭皮環境のバランスが悪くなり、うねり毛、薄毛、白髪などの髪の毛自体が受ける影響が大きくなる傾向にあります。
6つの対策ご紹介
いくつかの原因を紹介しましたが、原因は1つではなく複合している場合もありますので、実際に髪の毛を見させていただき、改善方法をご提案させていただきます。以下の6つの対策をご紹介しています。良かったら参考にしてください。
対策1 / 髪の毛のダメージを最小に抑えたカラーリング
自己カラーリングをしている方はすぐに止めて、美容室でやるようにするのが、毛髪のダメージを抑えるために、とても重要です。
当店アマロンではアヴェダカラーの強みの1つでもある93%が自然界由来の成分で作られているカラー剤を使用します。髪へのダメージを抑えるだけでなく環境にも配慮しているアヴェダならではのヘアカラーです。同時に髪のコンディションを整え、美しい発色とツヤ髪になります。
対策2 / 髪の毛の自重でうねりをおさえる
毛量が多い人には有効な手段です。ショートやミドルの方は、ロングスタイルに切り替えてご自身の髪の毛の重みで、自然にうねりによるボリュームをダウンさせます。
ただし、髪の毛をロングに育てていく期間は、痛んでいる方はケアしながら伸ばしていくことが重要です。
ダメージの修復をして、髪の毛を健康な状態にしてこそ、自重でまとまりのあるロングヘアーにすることができます。
対策3 / うねりを活かすカット
無理にうねり毛を矯正するのではなく、うねりやクセを活かす髪型にカットする方法があります。
うねりの強さやクセの方向は千差万別です。
また、加齢によるうねりであれば、年々状態も変化していきますので、お一人ひとりの状態に合わせてうねりを活かしたカットをしていきます。
髪の毛が短くなると、ボリュームが出てしまって、セットがむずかしくなってしまうとお悩みの方はぜひご相談ください。
対策4 / 保湿ホームケアを行う
加齢によってうねる髪の毛には、乾燥を防いでパサつかせないことが重要です。 髪の毛にも顔の肌と同じように手軽にケアできるスタイリング剤やヘアトリートメントがオススメです。
アマロンでは、オーガニックブランド「アヴェダ」以外にも、自然派由来の成分にこだわった商品もご紹介できます。
お客さまのご希望をしっかりうかがい、髪の状態をしっかり見させていただき、理想の共有を行って、ベストなホームケアをご提案させていただきます。
対策5 / 効果の高いサロンヘッドスパ
うねり毛の原因には頭皮環境も影響しています。実は原因として、もっとも高いのです。
頭皮は美しい髪を育む土台となりますので、まずは、頭皮環境が整っていないことには、美髪を手に入れることはできません。
頭皮環境のバランスを良好に保つためには「頭皮を清潔に保つこと」「頭皮の血流をよくすること」の2点です。
頭皮の汚れは皮脂だけでなく、黄砂や環境汚染物質など、髪や頭皮に付着すると落ちにくい物質が増えています。
そうした汚れが原因で、頭皮の血行を阻害し、髪に十分な栄養素が行き渡らなくなり、水分量も減少してくるなどの状態になってしまうのです。
頭皮環境をきちんと整えることができれば、健康な美髪を取り戻すことができます。
アマロンでは、頭皮や髪の毛の状態に合わせたヘッドスパメニューをいくつか用意しています。
対策6 / ストレートパーマをかける
当店ならではの方法で、ナチュラルストレートヘアを実現できます。
「縮毛矯正」と「ストレートパーマ」は、どちらも髪を真っ直ぐにするヘアメニューですが、施術面で少し違いがあります。2つの違いは、縮毛矯正は髪の毛にアイロンで熱を加えますが、ストレートパーマは熱を加えず、丁寧にブラシで伸ばしていくため、髪の毛の痛みを最小にできます。
ストレートパーマは当サロンでも最終手段になりますが、髪へのダメージを極力抑えるために毛髪強化剤を使用しつつ、「モルビドドスチーム」という特殊なスチーム発生機を使用します。
モルビドスチーム使うことで、キューティクルを優しく開いて、低刺激の薬剤でも効果を最大に発揮させることができます。
まとめ
髪の毛は誰でも少なからず年々変化するものです。
湿度の影響を受けやすく、思うように髪がまとまらず、困っていた方、うねりのせいで老けて印象になっていた方など、改善できて喜んでいる方がたくさんおられます。
何十年も通ってくださっている方は、うねり毛で悩むことなく過ごされています。
うねり改善、髪質改善には、お客さまとの理想の共有とそれを叶える私たちの技術と経験が欠かせません。
さまざまなお悩みに対してもアドバイスさせていただきますので、どうぞお気軽にお越しください。
OTHER POST
その他記事